マサルの備忘録

ハイオク仕様のトルクフルな備忘録

ソニーのアクションカムを分解して無限遠に焦点があってなかった問題をとりあえず解決してみた

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分解ってワクワクするよね。

前回。masaru.hateblo.jp

若干前ピンというか

SONYのAS100Vですが、たまたまそういう個体だったのか、
無限遠のものにフォーカスが合わず、
至近距離のものにフォーカスが合う癖がありました。
だましだまし使ってたんですが。

youtu.be

分解して直している猛者を発見。
とりあえず、私もやってみました。

I thought I got a lemon.

涙を禁じ得ないコメント。
レモンゲッターの私も頑張ります。

分解しまっせ

分解すると保証が受けられなくなるばかりか、
故障の原因や怪我をする恐れがあります。
真似をしないでください。
なにか起こっても責任を負いません。

免責はこのくらいにしておいて。

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AS100Vでございます。

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ボデー底面のキャップを開けて、
ネジを外していきます。

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キャップと、カバーのような部品を取ります。
更にネジを外します。ネジは計3個。

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すべてネジを外すと、
外装から中の部品がスライドできるようになります。

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こんな感じ。
分解、意外と簡単です。

フォーカスの調整

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調整方法はいたってシンプルで、
白いパッキンが付いたレンズ部分を
回転させてフォーカスの調整をします。

レンズ側から見て時計回りに回すと
ピントが無限遠方向になります。

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ただ、このパーツはキッチリとグルーで
固定されていて、このままだと回転させられません。
ドライヤーなどで一旦温めてから、
おもいっきり回すと回転します。

ちょっとづつ回転させながら静止画を撮って
調整してみました。

ビフォー・アフター。

なんということでしょう。

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(上:ビフォー、下:アフター)

天気の場所の違いはご容赦ください。
調整前と調整後に桜木町近辺で撮った写真で
比較します。

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ランドマークタワーを拡大してみると、
明らかに調整後のほうが改造しているのが
一目瞭然だと思います。
#しかし曇天・・・

ただ、若干フォーカスが無限遠方向にシフトしたため
マクロの特性は若干下がってます。

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まぁ、レンズから30センチくらい離せば
いい感じに写るので、良しとしましょう。