Arduinoとスロークッカーで低温調理器を作る話:実温度との誤差と戦う
誤差、バイバイ。
このプロジェクトの記事はこちら。
masaru.hateblo.jp
あれ・・・計算が合わない・・・
このまえ、サーミスタを使った際に、
意外と温度測れてるんじゃね?と
思ったんだが、タニタの温度計と比較すると
結構温度がずれていることに気づく・・・。
ここから、誤差の犯人探しの開始です。
まずはサーミスタを疑う
サーミスタと温度計をつかって、
色んな温度の時のサーミスタの抵抗を測ります。
ちなみに、サーミスタのデータシートはこちら。
秋月様のサイトで公開されています。
http://akizukidenshi.com/download/ds/semitec/at-thms.pdf
いざ、測定。
80℃ : 1.66kΩ
70℃ : 2.15kΩ
60℃ : 2.96kΩ
50℃ : 4.13kΩ
うーん、そこまで悪く無い値(雑)
サーミスタはシロっぽい。
抵抗→温度の計算式も、
ほかのサイトをパクってきているので
問題ないはず。
Arduino、お前か。
オチが見えてきたようですが、
結局Arduinoの精度の問題。
正確に言うと、今回使っている
ArduinoのClone、DCCDUINOが影響している模様。
電源電圧によっては、
5Vを綺麗にGenerate出来てない上に、
AD変換がどうも変です。
analogRead()しても、実電圧と10bitの値が
微妙にずれてる・・・。
大陸の粗悪品はダメですね・・・。
で、結局よさ気なArduino Cloneに変更
この子にしました。
Freaduino Micro。
割りと精度が良いような。
電源電圧がアレでも、キッチリ5Vを
出力してくれます。素晴らしい。
で、このFreaduinoに替えてから、
しっかり温度の誤差も低減され、
ちゃんとワークしているようです。
さてさて
そろそろ低温調理器として動かしてみますか。