マサルの備忘録

ハイオク仕様のトルクフルな備忘録

和製ダウンサイジングターボは首都高の夢を見るか?

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ひどいタイトルですね。

トヨタのオーリス、ホンダのステップワゴンにダウンサイジングターボが

とうとう搭載されましたね。

toyota.jp
www.honda.co.jp

トヨタのオーリスは1.2のターボ。
戦略的にゴルフをターゲットとしているのでしょう。
ステップワゴン自体は全く興味はありませんが、
こちらは1.5のターボ。

ただ、両者の売り方に少し違いを感じます。

トヨタの進む方向とは

専門家でないので細かいツッコミは無しで。
とにかくゴルフのマネ感が強い。
日本のお家芸といえばそうなのかもしれません。
ただ、値段まで真似する必要はなかったのでは。

ダウンサイジングターボ=最高級グレード

オーリスのダウンサイジングターボは
1.5/1.8のグレードやRSというスポーティ()なグレードよりも大幅に割高。
大して乗らないひとなら1.5のほうがトータルコストは安いのでは?

内装も、木目調一択。
妙なおっさん臭いラインナップしかなく、もうすこしバリエーションが欲しいところ。
その割にはホイールは鉄チン+ホイールキャップ。
高級を目指したいのかなんなのか意味不明です。

ホンダの本気

トヨタとは対照的に、ステップワゴンは全てのグレードでダウンサイジングターボ化。
しかも1.5という、日本の税制度にマッチした排気量から、
日本のユーザーへの愛情をひしひしと感じます。

日本のことを本当に考えぬいている

ターボになると、ハイオク指定になることも多いですが、
ステップワゴンはレギュラー仕様。
当たり前かも知れませんが、こういうところにホンダのやる気を感じます。
また、ダウンサイジングターボかによって、低回転域でもトルクを持たせることができ、
高速走行でもエンジン回転数が下げられ、社内の静寂性に貢献できていることが
しっかり訴求されていてなんだか素晴らしい。

ディーゼルに湧く日本の市場に、旋風を起こせるか期待

なんか評論家っぽいこと言ってますが。
ディーゼルだとべた褒めする風潮があったりなかった。
でもディーゼルの価格が高騰したらどうなるとか、
ディーゼルエンジンの維持費とか故障の傾向とかまだちょっと読めない。(特に日本車のそれは)

(割りと)枯れた技術の組み合わせで燃費や走りを向上させるダウンサイジングターボは
現実的な解としてちょっと興味深い。